2020年から小学校・中学校・高校の英語教育が大きく変わりましたね。
その内容の変化を知っていますか?
詳しく知らない方も多いと思います。
今回は、変化した小学校の英語教育内容を説明していきます。
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Contents
なぜ小学校の英語教育は変わったの?
近年グローバル化が進み、英語でのコミュニケーションが必要な時代になりましたよね。
高校を卒業する頃には、英語でディスカッション出来て自分の意見を言えるようになれたとしたら・・・
1-1 今までの英語教育
私の時代・・・結構昔(笑)では、中学生・高校生の6年間、英語を勉強したのに話せない人がほとんどです。もったいないですよね、この6年間。
そしてやっと、英語教育が見直され始め、2002年から始まった小学校の英語教育。
最初は、「総合学習の時間」にちょこっと英語に慣れようぐらいな感じで始まり、2011年には「外国語活動」という授業で5・6年生が年間35コマ必修になりました。この「外国語活動」は、教科書がなく成績も付きません。通知表には、一応「外国語活動」の欄があって、先生から簡単なコメントが書かれている程度でした。
1-2 英語教育の変化の理由
グローバル化の時代に、話せない英語を学んでも仕方ないですよね。前にも書きましたが、6年間英語を学んでもその後使えないのでは意味がない。
という事で、
高校を卒業する時には英語が話せるように、中学から始めていた英語の授業を前倒しするような感じで、小学5年生から英語の授業をするカリキュラムになりました。
また、早くから英語を学ぶことによって、子どもたちは英語と日本語との比較ができ、言語への興味・関心を高めると考えられているそうです。
1-3 小学校・中学校・高校の英語教育の連携
【 小学5・6年生の2年間 】
3・4年生の「外国語活動」で学んだ「聞く力」「話す力」をさらに伸ばし、「読む」「書く」の4技能を学びます。
【 中学校 】
小学校で学んだ内容を生かし、コミュニケーションで必要な「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を総合的に学び、学ぶ単語数も増え、高校で学習していた文法も少し中学で学ぶことになります。
【 高校 】
中学で学んだ内容を生かし、4技能をより高度に学び、スピーチやディスカッションなど自分の意見を英語で言えるようにすることが目標です。また、大学受験では、4技能のバランスが重視されるようになりました。
小学校➡中学校➡高校と、英語教育の連携がとられるようになったのです。
引用:文部科学省「今後の英語教育の改善・充実方策について」より
小学校の英語教育の内容は?
小学校3年生から学ぶ英語はどのようなものなのでしょうか?
2-1 小学3・4年生の英語内容
「外国語活動」という授業で年間35コマ必修。
英語でのコミュニケーションをとるために、歌やダンス、ゲームなどで「聞く」「話す」ことを中心にまなびます。
2-2 小学5・6年生の英語内容
中学から始めていた英語の「教科」を年間70コマ必修。成績がつく。
3・4年生で学んだ「聞く」「話す」に加えて「読む」「書く」の4技能を学びます。また、日常表現や実践的なコミュニケーションを学びます。
まとめ
使える英語・話せる英語を目標に、中学生からではなく小学生から英語の授業をカリキュラムに導入。
聞く力は早ければ早いほど鍛えられる(「英語耳」を鍛える)ので、今回の英語教育の変化はとても良い事だと思います。この英語教育の変化でこれから多くのグローバルな人材が育成されると良いですね。
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