子供の反抗期って親はどう対応したらいいのか・・・、悩んでいる方が多くいらっしゃると思います。
幼児期のイヤイヤから始まる反抗期。次に、小学生高学年ごろから始まる反抗期。
特に子供の対応に困るのが、2番目の小学生高学年ごろから始まる反抗期だと思います。
子供がイライラして、親にあたったり、言葉遣いが悪くなったり・・・、話しかけても無視されたり・・・(;^_^A
親もイライラしてしまいますよね・・・
そんな子供の反抗期。うちの子3人、それぞれ全く違いました。と言うか、3番目の子は反抗期真っただ中で継続中です・・・。
子供の反抗期はどうしてあるのか?いつ頃まで続くのか?子供に対する親の対応は?など、色々と調べてみました~。
子供の反抗期の種類と時期
まず、反抗期とは何なのか?
【 反抗期 】
・精神発達の過程で、他人の指示に対して拒否、抵抗、反抗的な行動をとることの多い期間のこと。
・子供から大人へと成長する過程で誰もが通るもの。
引用: ウィキペディア「反抗期
だそうです・・・。
ーー 種類と時期 ーー
第一反抗期
- 「イヤイヤ」と駄々をこねるのでイヤイヤ期とも呼ばれる。
- 子供によって個人差はありますが、歩行開始時期から2歳ごろの幼児期に起こる。
- 子どもの自己表現手段のひとつで、自我が芽生えることにより「自分でー」と主張する行動が生じる。
第二反抗期
- 子供の個人差はありますが、小学校高学年から中学生の思春期の時期に起こる。
- 思春期では急激な体の成長や変化に心の成長が付いていくのが難しい。
- 学校生活の中で上下関係や生活環境の変化から、不安やストレス、不満、矛盾、自己主張などといったやり場のない思いから反抗期が生じる。
第一反抗期はまだ子どもも小さく、イヤイヤと駄々をこねてもどうにか対応できますが、第二反抗期は子どもの体も大きくなり、生意気な言動をとるようになるので、親もイライラする時が多くなり、子どもの対応に悩んでしまいますよね。
子供の第二反抗期に対する親の対応は?
第二反抗期の子どもに対する親は、どのような対応をとることが良いのでしょうか?
反抗期を長引かさないためにも、この5点に気を付けて子どもと接してみて下さい。
- 子ども扱いせず「大人扱い」をする
この時期に、細かいしつけ的な事(食事のしつけや片付け等)で叱るのはよくない。お互いイライラしてしまいます。また、子ども扱いしていると反抗期が無駄に長引く傾向にあります。
大人が一歩引いたところで、子どもを見守る事が大事。 - 子どもが作る距離に合わせる
子どもが話したがらない時には、踏み込んで話しかけず、期限が良い時にはタイミングを見計らって話しかける。
また、日常のあいさつや学校から帰って来た時の声掛けはしましょう。子どもが声掛けに応じなかったとしても、気にせずに普段通り接しましょう。 - 叱る時はしっかり叱る
社会のルールを違反した時、人の心や体を傷つけた時、危険な行動をした時、人としのモラルを破った時など・・・。
反抗期の時期でも、きちんと叱る時は叱って、子どもと真正面から向き合いましょう。 - 人格を否定する言葉は言わない
反抗期の子どもの言動に対して、ついイラっとして子供に暴言を吐きたくなる時があります。特に人格を否定するような言葉を言うと子どもは深く傷つきます。
また、「勝手にしなさい」「出ていきなさい」といった突き放す言葉をかけたり態度を取ったりすると、子どもが助けを求めにくくなるので気を付けてください。
切れそうになったら大きく深呼吸をして心を落ち着かせましょう。 - 悩みや愚痴を話して来たら、まずは共感する
子どもが何かトラブルや不満を抱えていて悩みや愚痴を聞いてほしい時など、子どもが話しかけてきたら、まずは話をよく聞いて、共感的な言葉をかけてあげる。それだけでも子どもは気持ちが楽になると思います。
共感的な言葉をかけずに、励ましやアドバイスをすると説教をされているよう捉えてしまうようです。
ただ、子どもが暴力を振るう、非行に走るなど、家庭の中でなんとかしようと思ってもうまくいかない時は、スクールカウンセラーや学校の先生、専門家に相談して頼ることをお勧めします。
この時期の子どものことをずっと考えていると憂鬱になったり、イライラが止まらなくなったりしますよね。でも、子どもの反抗期は、永遠と続くわけではありません。一時的な物なので、一人で抱え込まないで、同じ悩みを持つお友達とお話ししたり、気分転換をしてストレスを発散する時間を持つ事も大切ですよ。
引用:東洋経済ONLINE「反抗期の子を絶望させる「親たちの最悪な対応」」より
引用:ベネッセ教育情報サイト より
まとめ
親も子もイライラが続く反抗期の時期。
子ども自身もどうしてイライラするのか分からない状態にあると思います。
また、子どもは干渉されるのが嫌な時期なので、一歩引いて見守る姿勢が大切ですね。