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PISAって何?
「PISA」Programme for International Student Assessment とは、国際的な学習到達度テストの事です。
OECD(経済協力開発機構)が進めている調査で、2000年に最初の本調査を始めました。
2000年以降、3年毎に義務教育終了段階の15歳(高校1年生)の生徒を対象に「PISA」を実施しています。
2003年調査では、41か国・地域から約27万人が受け、
2006年調査では、57か国・地域から約40万人。
最近では、2018年調査で79か国・地域から約60万人が受けました。
「PISA」の内容は・・・
- 読解力
- 数学的リテラシー
- 化学的リテラシー
の、主要3分野。
知識や技能を、実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できるのかを測るテストになっています。
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PISAの日本の順位は?
日本も2000年から参加している「PISA」。
2000年から日本は、世界でどの位の順位なのでしょうか。
主要3分野ごとに順位を見てみましょう。
【読解力】
2000年から順に・・・8位→14位→15位→8位→4位→8位→15位
【数学的リテラシー】
2000年から順に・・・1位→6位→10位→9位→7位→5位→6位
【科学的リテラシー】
2000年から順に・・・2位→2位→6位→5位→4位→2位→5位
この順位を見ても分かるように、「読解力」の順位が低いですね。
その中でも、2015年から2018年には過去最低の15位に下がってしまいました。
また日本は、学校でのデジタル機器の利用時間が他のOECD加盟国と比べると短く、学校外でも学習でデジタル機器の利用が低いです。そのことも、「PISA」得点に影響しています。
➡ 引用:国立教育政策研究所「PISA2018 のポイント」より

2018年 PISAの結果をうけての改善策
「2、PISAの日本の順位は?」を見ると・・・
2018年の「PISA」は、【数学的リテラシー】と【科学的リテラシー】は世界トップレベルに位置していますが、【読解力】だけは上位の順位に上がることが出来ない結果だったことから、文部科学省は児童生徒の学力向上を図るため、次の3点の取組を推進しています。
- 来年度からの新学習指導要領の着実な実施により、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善や、言語能力、情報活用能力育成のための指導の充実。
- 学校における一人一台のコンピュータの実現等のICT環境の整備と効果的な活用。
- 幼児期から高等教育段階までの教育の無償化・負担軽減等による格差縮小に向けた質の高い教育機会の提供。
また、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会の横浜国立大学 髙木まさき教授は、「読解力」向上の改善ポイントとして次の5点を提示しています。
- 国語の授業等を通して、生徒の興味・関心がノンフィクションや新聞などを含む様々なテキストに向かうように、読書活動・読書指導の在り方を改善すること。
- 国語の授業において、指導方略の在り方、生徒へのフィードバックの在り方を改善すること。
- 国語の授業において、様々な文章を批判的に読み、適切な根拠を用いて自分の考えを表現する指導を充実すること。
- 生徒の言語生活を踏まえ、国語科においても、適切にコンピュータを活用すること。
- 特定のテーマ等について、インターネットで検索する経験を増やすこと。
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まとめ
日本は「PISA」の総合的な評価では、世界の中で上位に位置しているものの「読解力」だけは順位が低く、「読解力」の学習見直しが必要になりました。
小学生や中学生の国語の授業で「読解力」の改善策を行い、その結果は直ぐに出るものではないと思いますが、徐々に世界の上位へ順位を上げていってほしいですね。
* 2021年に行うはずの「PISA」ですが、コロナウイルス(COVID‑19)の影響のために、PISA 2021年評価を2022年に延期することになりました。
➡ 「PISA」ホームページはこちら
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